光岡ヒカリっ子塾第7回 環境学習②ウッドコンビナートへ

    2020-12-01

    11月の光岡ヒカリっ子塾は環境学習月間。
    11月3日ぴぃたぁパンの家でのバイオディーゼル燃料事業に関する学習に続き、11月21日(土)に木工業における環境に配慮した企業の見学を行いました。

    この日は東有田のウッドコンビナートにある(株)髙瀬文夫商店さんとマルゲン(株)さんを見学させていただきました。

    かまぼこ板の製造を行っている髙瀬文夫商店では、カナダ産のもみの木や国内の杉板を使用しているとのこと。
    製材段階ででる木の皮や端材、のこくずはすべて再利用されていて、廃棄するものは一切でないとのこと。無駄のないエコロジーな取り組みをされていることが分かりました。

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    また、同社では木材を薄く削る技術により木製のコップやストローを製造しています。
    今話題の「日田ハイボール」で使用される木製コップを新聞やフリーペーパー等で見かけられた方も多いと思います。
    ストローについては、昨今プラスチック製ストローの使用を禁止する世界的な動きもあり、プラスチックの代替品としても期待されています。
    この日は木製のストローづくり体験も行いました。
    薄板を細い鉄の棒を使ってストローに仕上げます。
    キレイにしっかり巻くのが難しく、従業員さんに手伝っていただきながら完成することができました!
    今回が初めてのストローづくり体験とのこと。髙瀬社長、ありがとうございました!

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    次に訪問したのはマルゲン(株)。マルゲンさんは林業のほか、伐採した木材から木製のトレイやわっぱ、たこ焼きでよく見る“ふね”といった器を生産されておられ、薄板をつくる高い技術がある会社です。
    こちらでは、薄板をつくる工程を見学させていただきました。
    見学後は、薄板でつくる器の組み立てを体験しました。

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    今回、2社見学させていただきましたが、両者ともに“林業のまち”日田ならではの熱意と、いかに無駄をださず素材を大事に使い切り、未来の環境保全に取り組んでおられるかを感じることができました!

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