向こう三軒、両隣作戦!
2015-05-29
5月27日(水)
「光岡見守りネットワーク(仮称)」を立ち上げることを目指しての勉強会が行われました。
光岡地区では、吹上町が先行して、高齢者等の見守りネットワークを作っている。
この見守りネットは、認知症が疑われる高齢者を地域全体で見守っていこうという趣旨で始まっているものです。
平成27年は、団塊の世代と言われた方たちが、65歳に到達し高齢者の仲間入りをする。10年後の平成37年には、75歳に到達し後期高齢者となる。
NHKなどの報道によれば、すでに認知症と思われる人が800万人。認知症もしくはその疑いによる徘徊者や行方不明者が年10,000人に到達するという。
団塊の世代の方たちが後期高齢者に到達するころは、認知症の疑いのある高齢者の数が飛躍的に伸びると考えられています。
そうしたことに備え、今のうちからできることをやっていこうということで始まった研修会とネットワークづくりです。
わざわざネットワークなどを立ち上げる必要があるのか!
というご意見を頂戴しますが、「向こう三軒両隣」と言われたご近所づきあいは希薄化し、日田のような田舎でも隣の家族構成まではっきりと把握するのは難しい時代となってきているため、今あらためてこうしたキズナを強め、少しでも早く認知症が疑われる場合は周囲が気づいてやろうよ、ということなのです。
少し長くなりましたので、簡単な認知症の見分け方を後日掲載します。
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