金印・極楽・人魚・明太子 盛りだくさんの福岡研修旅行
R6年10月9日(水)、今年度5回目の「女性セミナー」を開催しました。
今回は福岡市への研修旅行。
福岡市博物館の見学、博多のまち歩き、明太子作り体験を実施しました。
まず最初に行ったのが、福岡市博物館。
展示の中では、漢倭奴国王印(金印)が名高いもの。
「倭の奴国」の使いに対して後漢の光武帝が授けたもので、
純金製の王印の実物が常設展示されています。
また「黒田家名宝展示」のコーナーには、
「天下三名槍」のひとつに挙げられている大身鎗 名物「日本号」が展示されていました。
1時間の見学時間を取りましたが、あっという間に過ぎてしまいました。
昼食を取った後は、博多のまち歩き。
博多ガイドの会の方にガイドをしていただきながら、
東長寺と龍宮寺を見学しました。
東長寺では、五重塔や日本一大きな(高さ10.8メートル、重さ30トン)木造座像である
檜造の釈迦如来坐像を参拝。
その大仏の台座の下には「地獄・極楽巡り」の入口が。
中に入っていくと、まず最初に地獄絵巻のレリーフ。
そして、その後に待っているのは真っ暗闇ゾーン。
一歩先どころか自分の手さえも見えない暗闇の中、
頼みの綱は左手側に設置された手すりのみ。
その手すりを頼りにそろりそろりと前に進んで行き、
この暗闇の中のどこかにある「仏の輪」という輪っかを探し出して触ると
極楽に行けるとのことです。
見事に仏の輪に触れる事が出来た人も、どこにあったか分からなかった人もいましたが、
みんな無事、暗闇の中から出口にたどり着くことができました。
次に行った龍宮寺は、鎌倉時代に人魚が捕えられ埋葬されたという伝説が残るお寺です。
寺宝として「人魚の骨」「人魚の絵」を秘蔵し、
境内には人魚の菩堤を弔う「人魚塚」があるほか、
観音堂の聖観音像は伝・慈覚大師作の博多七観音のひとつです。
本日最後は、明太子作り体験。
明太子がどうやってできるのか、どんなふうに味付けされているのかを学び、
自分のお好みで調味液を配合して、明太子の味付けをしました。
あとは持って帰って、家で仕上げをして、1週間ほどで出来上がりです。
どんな味になるか、楽しみです。