水道の水は飲める水? 「スクラム教室」で国際理解事業
2022-12-27
R4年12月27日(火)、「スクラム教室」の第10講を開催しました。
今回は、例年市内の公民館で開催している国際理解事業の位置づけとしての開催。
Universe Quest 代表の神田みゆきさんを講師に招き、
「水道の水は飲める水? ~世界の国の水問題(SDGs6)〜」と題して
SDGsと関連付けながら、世界の国の水環境問題について学習しました。
水道水が飲める国は世界に15か国しかないこと、
安全な飲み水が飲めない人は世界中に約20億人(4人中1人)もいること、
汚れた水を飲んで命を落とす子どもが約150万人もいること。
また見せてもらった動画では、
13歳の女の子が、1日に使う水はわずか5リットルにも満たないのに、
その水を汲むために毎日往復8時間の道のりを歩いていました。
日本では、当たり前のように水道から水が出てきますが、
世界の国々では水はとても貴重なもの。
きれいで安全な水はなく、水を汲むために多くの時間を費やし、
そのために学校に行く機会を失っている子どももたくさんいること。
この貴重な水を守っていくために、私たちは何を行動すればよいのか。
多くのことを考えさせられ、学ぶことのできる内容でした。